圧倒する絶対女王にまさかの緊急事故が…!?
女子プロレス史上最強と言われている絶対女王豊川真由子は、今日の対戦相手がまだまだ若手の乱夕である事に憤慨していた。確かに実績・実力共に絶対女王に分がある。とはいえ、乱は若手ながら次期チャンピオン候補と言われている実力者だ。当の本人は胸を借りるつもりで頑張ると恐縮しながらも密かに闘志を燃やしていた。リング上、女王に敬意を払い握手を求める乱を冷たくあしらう豊川。完全主義者である豊川にとって若輩者が自らと同じ高さに立つのが気に入らなかったのだろうか…、ゴングがなる前から既に試合は始まっていた…。
試合が始まると、前評判通り絶対女王豊川が乱を全てにおいて圧倒する。乱の攻めにも全く顔色を変えず、さらにキツイ攻撃をお見舞いする。豊川は美しい勝利を飾る為にコーナーに登ったところで、まさかのアクシデントに遭遇する。激しすぎる攻撃を受けよろめいた乱がロープに寄りかかり、その振動で豊川はコーナーから転倒してしまったのだ。予期せぬ出来事に受け身を取れず左肩を強打してしまう豊川。千載一遇の好機に乱は、豊川の痛めた左肩を集中攻撃。絶対女王の悶絶する姿に徐々に快感を覚え、乱は攻撃を緩めない。窮地に立たされた絶対女王は、この状況を打破しプライドを守る事ができるのか…!?
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