黒い布に囲まれた怪しげな部屋に置かれた銀色の液体。それをゆきのちゃんは恐る恐る刷毛で身体に塗り始めた。胸から腕へと銀色に塗ったところからまるで身体が金属化しているかの様に無機質に変化してゆく。そんな不思議で怪しげな変化が楽しくなったのか、ゆきのちゃんは足の裏からお尻、背中と身体全体をメタリックに染め上げた。まるで金属のオブジェの様な自分の身体を眺め、ゆきのちゃんは少し興奮しているかの様だった。そしておもむろに金属の液体の中に自分の髪を浸ける。液体から上げると、髪の1本1本がメタリックの光沢を放ち針金の様になった。唯一皮膚が見えていた顔も、もう躊躇することなく顔を洗う様な動作で、銀色に染めてしまった。もはや人間に見えない自分の姿にゆきのちゃんは更に興奮し、全身を弄り始めた。そして何度も顔に銀色の液体を塗り固めるかの様に重ねてゆく。そのうち口内、眼球まで銀色になってしまったゆきのちゃん。銀色の液体が視界を遮り、彼女は自分の世界に没頭し、金属化した身体を更に激しく弄り、自慰を始めた。何度も銀色の液体を口に含み、恍惚の表情を浮かべ、彼女は絶頂に達した。全身が無機質の金属となったゆきのちゃんが見せる生の営みに、倒錯したエロティシズムを感じずにはいられない。
Visited 8 times, 1 visit(s) today